闘病日記

膵臓癌の告知を受けたあの病院。その前を通ると…

~2020.4.20~あの病院…

 

心と体が覚えているあの感覚。

 

 

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Contents

一週間だけ…仕事を再開

今日からお仕事に行っております。

 

お仕事終わりはいつも体調も良く

今日も自分が癌を患っている事を忘れるくらい

身体の調子が良いです。

 

 

(ある程度のストレスは身体に良いのかな…?とも思いますが、そんな訳無いですね…)

 

今日はお仕事終わりに用事があったのでいつもと違う道を通って、自宅に帰ってきました。

途中、突然。
何とも言えない感情…上手に書けませんが、例えると、

 

【泣きそうな映画を見ているけど子供がいるから泣けない】

感情(?)になって…

 

「あれ…何これ。なんだろう。」

と不思議に思っていたら目の前に見えました。

 

初めて癌の告知を受けた、あの病院。

 

普段はまず通らない道路。

年末のあの時以来、久しぶりに見ました。
その病院を。

 

あれが
【身体が覚えている】
という事なのかな…。

 

震えました。

 

同時に
「今日も…もしかしたら自分と同じように
"ある日突然"
に近い形で
"癌の告知"
を受けた方がいらっしゃるのかな…」

と勝手に想像して胸が苦しくなりました。

 

時間が前後して、あの時の自分が今もその病院に入院していたとしたら、

すぐに車を降りて、その時の自分に伝えたいと思いました。

 

【心配しなくても大丈夫。今もまだ生きてるよ。

仕事も1週間おきだけど復帰したよ。

大丈夫だよ。大丈夫。】

 

明日も大丈夫。

明後日も、明明後日も生きている。

まだまだ、死なないから。

 

来年は分からないけど…多分生きてると思う。

だから大丈夫。

 

 

 

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