・2020年4月の日記
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(この記事の内容)
何もできない…身体も心も動かない抗癌剤治療中の心境と人生における【時間】について…。
フォルフィリノックス(抗癌剤)
3クール目・~6回目~
Contents
抗癌剤、副作用中の心境
これは決して
「この辛さを分かってもらいたい」
とか
「なんでこんな目に合わないといけないんだろう」
と思っているわけではありません。
抗癌剤の副作用がひどい時は
【家族の中で何の役にも立っていない】
それを身に染みて認識してしまって…
やり場のない苛立ちが生まてくるんです…。
・同じ年くらいの方はまさに<働き盛り>で世間でばりばりキャリアを積んで行ってるのに、仕事にも行けない情けなさ
・焦るけど治らない。風邪やインフルエンザのように日にちが経てば治るものではない病気
・副作用で動けない日が月の半分もあり家族に迷惑しか掛けない
・なぜか無駄にある“食欲”を自分で“みっともない”と感じてしまう。
働きもしないのにお腹が空くなんて…すごく惨めに感じてしまうんです。
一人で寝る前は毎日、
“明日訪れるかも分からないな…急に体調が悪化して、その後どんな苦しみが待っていて、どんな最期を自分は迎えるのだろう”
そんな事ばかり考えます。
先週はスマホで【モルヒネ】をずっと調べていました。
【父親像】
・ムキムキで
・オラオラで
・泣き言なんか言わないで
・堂々としている
全て真逆すぎて。
笑ってしまいます。
子供達にとってはこういう父親でなければダメなんでしょう。
でも無理なんです、ごめん…出来ない…
昨日、私がずっと読ませて頂いていた方のブログで
(大腸がんステージⅣの旦那様をつ奥様のブログ)
~最後に…~
という題名で更新されました。
2018.08月
体調不良で入院
〃 09月
癌告知
翌
2019.2月
余命宣告
(余命〇週という【週単位】での余命宣告)
2019.2月
永眠
告知から5か月でした。
旦那様は癌が分かる数年前から、
『体の疲れがお風呂に入っても取れない、寝ても寝ても眠い。』
と仰っていたそうです。
その時
『私も疲れているし、世の中皆疲れているし皆働いてるの!』
と思ってしまった事をひどく後悔していると書いていらっしゃいました。
最後に、亡くなった旦那様へ書いたお嬢様からのお手紙と、
奥様からのお手紙が載せられて、その記事は締め括られていました。
もうブログは書かず、これで終わりだそうです。
私は年末に癌告知を受けたので今月で3ヵ月が過ぎました。
5年生存率で考えると、どんどん時間が無くなっていきます。
早いです。
実はこのまま、何事もなく生き続けられるんじゃないのかな?
と現実逃避したりもしますが、そんな事、ありえない話です。
【ハワイに行って部屋に閉じこもりインスタント物だけ食べて帰る人はいない。それは滞在時間に限りがある事を知ってるから。人生も同じで数年先のカレンダーには必ずあなたの命日があるのです。】
有名な
“ジャネの法則”
では
3歳で25%
9歳でちょうど50%
20歳で68%
30歳で77%
40歳で85%
50歳で90%
60歳で93%
70歳で97%
の数字で人生の時間は終わっていくとされていますが、
(年齢の逆数に比例する心理的な時間の長さ)
ただ単純な【時】の感覚ですよね…
旅行の行き道は記憶にあるのに、帰り道はあまり覚えていない…
人は【新しい事】をすると【時】を実感するという事でしょうか?
合ってますかね…
新しい事かぁ…私には何もないなぁ。
すいませんよく分からないブログを書いてしまいました。
こちら押して下さると嬉しいです。
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