闘病日記

どうしても考えてしまう最期~膵臓癌ステージ3という恐怖~

 

 

 

 

 

2020.2.19の日記

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Contents

想像してしまう自分の最期

癌を患ってしまった他の方のブログを読んで、

「やはりこの先、闘病はもっと過酷なものになるんだな」

と毎日感じています。

 

昨日、寝る前に、突然妻が思い詰めた顔で

「私を一人にしないって約束して」

と言ってきました。

妻はまだ28歳です。

28で旦那が膵臓癌ステージ3だなんて…同級生にも相談しにくい事でしょう…。

申し訳ない気持ちしかありません。

 

 

 

検索アプリで号泣

妻が寝てから、何気なくインターネットを見ていたら広告で見つけた

“楽天ウェブ検索アプリ”。

 

一日30個、検索ワードを入れて検索するとポイントがもらえるそうです。

さっそくダウンロードしました。

 

 

何でもいいです。

30回言葉を入れて検索するだけで。

 

私が何気なく打ったワードが

・CVポート

・抗がん剤

・消化管閉塞

・十二指腸ステント

・フォルフィリノックス

・オキサリプラチン

・すい臓がんステージ3

 

 

…無意識です。

そんな事ばっかり調べていました。

案の定、

 

【すい臓がんステージ3】とか

【十二指腸ステント】をインターネットで調べるとそれはそれは…

 

ほぼ“予後不良”でした。

 

特に【十二指腸ステント】

を調べたら

“癌が進行しすぎた場合に行われる”

 

と。

 

楽天ポイントなんか要らなかった。

見ないようにして、気付かないふりをしてきましたが

再認識させられた【死】

 

最近は皆様に頂いたアドバイスをなんとか生かそうと

【癌を考えない】

生活を送っていましたが、

 

3日坊主になってしまいそうです。

 

 

昨日もお昼から娘とデートしてきました。

私はもうすぐ動けなくなる日が続きます。

今のうちにと。

 

妻も私に気を使ってくれて、ここ何週間もずっと一人で娘の面倒を見てくれていましたので

「たまには家で、一人で溜まったドラマ見てて」

『いいの?ありがとう』

の流れでした。

 

娘とショッピングモールを歩いていると

「本当に成長したな…」と感じました。

 

来月から幼稚園。

【入学応援セール】のコーナーでアナと雪の嬢王のお弁当箱やコップ、お箸などを手に取って

「〇〇(自分の名前)これが良い!!これにする!!」

「じゃあ今度ママと来て買ってもらおうね。」

 

「ガチャガチャは一回だけね。」

「分かった!!」

 

もう来月から一人で幼稚園のバスに乗って行きます。

大丈夫かな?

行けるかな?

いじめられないかな?

泣かないかな?

そして何より

 

綺麗事を抜きにして、現実問題

この成長をいつまで見れるだろう

と考えると突然  涙が…

 

「パパ痛いの?病院行く?〇〇付いていくよ!!ちゃんと待ってられるから!!」

の言葉でもう限界でした。

 

ちょうど歩いててもらったDOCOMOのポケットティッシュがあったので助かりました。

花粉にしては早いよね、って周りの方は思ったでしょうね。

 

まさかあの小さい子供を連れたお父さんが癌だとは思わないでしょうし、

私も逆の立場だったら“なにあのお父さん”と思います。

 

日記にもあえて

“○○(息子)が今日はビックリするくらい上手な鬼滅の刃のイラストを描いていた”とか

“〇〇(娘)と公園にお散歩”

と書くようにしています。

 

私なりの生きられる中央値は『3年』。

娘は私の事を覚えていないでしょう。

 

万が一の時は

「パパは○○の事大好きだったんだよ」

と日記を見せながら、妻から子供に伝えてもらいたい。

 

自分勝手ですよね。

もしかしたら置いて行ってしまうパパなのに、『良く思われたい』と思うなんて

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