膵臓癌こんな症状・こんな治療 闘病日記

ずっと落ち込んでいるのは無理!膵臓癌だとしてもいつのまにか…

  • 2020.3.20の日記

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どんな状況でも、少しずつ少しずつ前に進める。命にかかわる病気を患ったとしても、その事でずっと落ち込んでいるのは不可能です。いつか自然と前を向いています。

 

 

 

Contents

~抗がん剤投与から5日目~
(ポートの針を抜いてから2日目)

一番キツい日かなと覚悟していましたが
【案外】
です。

(甘く見ていたら明日、とんでもない目に合うかも知れませんが)

全く副作用が無いわけではありませんが、前回に比べて遥かに楽です。

身体が重いのは重いですが、動けない程ではありません。

 

本当に

効いてるのかな?

不安です。

今日は久しぶりにお昼から家族でお出掛けしてきました。

まだまだ元気。

 



 

~抗がん剤投与から6日目~
(ポートの針を抜いてから3日目)

 今日は妻の友人ご家族が多く訪ねて下さり、夜までワイワイ。
お昼からずっとしゃべっていました。

 

 

お酒も少々頂きました。

(癌が分かるまでは、ほぼ毎日晩酌をしていましたが、癌を患っていると分かってからお酒など飲む気にもなれず、でしたが。)

お酒がダメな事も分かっているのですが、飲みました。

 

 

少しだけ、中座してお昼寝をさせてもらいましたが、楽しくて。

本当にたくさん笑いました。

 

 

そして、何と。

先程は関西の家族・従兄弟からビデオ電話が掛かってきて、お話しもしました。

(後ろで心配そうに、私に手を振っている母の姿も見れました。皆元気そうで良かった)

 

【今日は凄い1日】

いつもなら、抗がん剤の副作用でひたすら寝ているところが

長らくお会いしていない方と、たくさんお話が出来ました。

巡り合わせ…?

何かあるのかな?

『癌が治ったら○○行こう‼️』

『癌が治ったら○○しよう‼️』

『癌が治ったら…』

 

年末の癌告知から多くの方に、色々な場面で掛けて頂いた言葉です。

 

本音を言えば、私は

" 治る? そんな夢のような話…

その励ましの言葉をどういう表情で聞いていいのだろう?もしかして冗談で言っているのかな。"

とすら思えていました。

 

そして社交辞令で

「はい。是非。そうなれるように頑張ります。」

と答え続けていました。

 

 

でも最近は、そう言われても本心で

【はい。治療をして癌を治します】

と本気で言えるようになりました。

 

それが現実逃避なのか、根拠の無い自信なのか分かりません。

不思議ですね。

 

 

癌告知をされたときは頭が真っ白で

【家族を残して死んでしまう】

しか考えられなかったのに、今では治ると信じている…

(時々、負けそうになりますが。)

 

今日癌の告知をされた方もいらっしゃるでしょうし、

明日・明後日、突然癌の告知をされる方もいらっしゃるでしょう。

 

 

私は浮いたり沈んだり…弱い気持ちの持ち主で、偉そうな事は全く言えませんが、

「いつか、少しずつ、ちゃんと前を向けるようになる」

これは最近、本当にそう思います。

 

私も、あの時。

この世の終わりという程、泣いて泣いて泣いたのに。

今こうして笑っていれるのですから。

 

 

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