膵臓癌こんな症状・こんな治療 闘病日記

人生初!! 抗癌剤投与~7時間の軌跡~

2020.1月の日記

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Contents

人生初・抗癌剤治療

しっかりと入院の準備を整えて、
昨日の午前中から国立がん研究センターに来ています

たくさんの励ましのお言葉、本当にありがとうございます…・

到着した昨日は採血と、抗がん剤の説明・ポートを埋め込んだ際の注意点をまとめたDVDを鑑賞しただけでした。

一昨日からほとんど摂れていなかった食事も、入院してすぐ出てきた昼食と、その後の夕食の7割程、食べることが出来ました。

ただ…

全然眠れません…
寝て起きての繰り返しで、多分二時間程しか寝れませんでした。

大部屋の生活音…やはり私には厳しい…
特にゲップとオ〇ラ…涙
他にも点滴の終了を知らせるアラーム音が至る所で深夜を問わず鳴りますので…

耳栓は必須です!!

必ず持って行かれることをおススメします!!

寝不足で起きてからもフラフラしています。

この後、11時頃から初めての抗がん剤治療に入ります。

今日の抗癌剤は
全部の行程が約7時間の長丁場らしいです。

寝ていないのに…どうなることか、不安です。
もう頑張るしかありません。

 

抗がん剤の投与開始が13:30頃になりました。

自分のベッドで行います。

12:00頃

吐き気止めカプセル(イメンドカプセル)を1錠服用。

今後これを私は【最強の吐き気止め】と呼ぶようになります。

12:30

昼食到着

(4割ほど食べました)

13:30

吐き気止めの点滴…15分

14:00

抗がん剤…2時間

※オキサリプラチン

これは【最強の抗癌剤(ボス)】と言っても良いのではないでしょうか?

2時間という超短時間で私を“廃人”にしてくれます

具体的にどういう風になるのか?

・フラフラになって思考回路が全く働かない

・極度の眠気・風邪を引いた時の様なだるさ

・冷たい物(ジュースやトイレの水)を触ると刺す様な痛みが走る

7回目・8回目あたりは<アレルギー反応>を起こす事も多くあるそうなので、

皆様異変を感じたらすぐにナースコールで看護師さんを呼びましょう!!

16:00

消化器症状の点滴(お腹の下りを抑える)…30分間

(アトロピン)

16:30

抗がん剤がよく効くように入れる補助薬…30分間

(名前は忘れました…レボホリナート)

17:00

抗がん剤…1時間30分

※イリノテカン…これは私にって第二のボスです。

ここまで来たら体のだるさ・吐き気などMAXです。

まっすぐ歩くこともままなりません。

19:00
抗がん剤…46時間(自宅で引き続き抗がん剤を入れ続けます)

・フルオロウラシル

これも“キツイ”と評判ですが、私自身酷い目にあったことが一度もありませんので“優しい奴だ”と勝手に思っております。

ポートをまだ装着していませんので、この腕の点滴は明日の午後まで入れっぱなしです。

抗がん剤の点滴をセットする時、看護師さんが

雨がっぱみたいなビニール製のものを着て

顔の前にフィルムを貼って行っていたので、

「そんなに危ないものなんですね?」
『はい、一応当院ではこう決まっています。』

「血管から入った抗がん剤は最後はどうなるのですか?」

『肝臓で分解されて、尿で出ます。尿も抗がん剤の成分が強く出る事があるので、ご家族は注意してください。』

「そうなんですか。」

「この後の副作用が怖いです。」

『あぁ、おそらく3日間は副作用はほぼ出ないと思います』

「そうなんですか?」

『吐き気止めとかお腹の調子を整えたり、いろんな薬が出来てますから。』

昨日から個室に引っ越してきました。

(大部屋は限界でした…)

そして看護師さんに言われた通り“まだ”副作用はありません。


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