膵臓癌こんな症状・こんな治療 闘病日記

検査結果はやはり膵臓癌。その治療の内容とは…

 

2020.1月の日記

 

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国立がん研究センター東病院

11:00頃、国立がん研究センターに到着しました。

道中はもちろん、

夫婦で顔面真っ青。

娘もどこか緊張気味に見えます。

(多分何も分かっていませんが)

昨日から食欲もなく、

今日もサービスエリアでコーンスープのMサイズを飲んだだけでした。

“いや、まだまだ次から次に転移している癌が見つかるはず…”

“ひょっとしたらもう…。”

 

 

夫婦揃って心配で、昨日から3時間ほどしか寝れず、ほぼ放心状態でした。

お昼の予約でしたが診察室に呼ばれたのは14時過ぎでした。

胸にぶら下げているガラケーが鳴ります。

 

“〇番の診察室へお入りください”

 

 

 

「よろしくお願いします。」

娘は妻が抱っこします、私は書記です。

 

診察室へ入って先生の一言目…

『検査の結果はやはり“膵頭部の癌”で間違いありません。』

「はい。」

治療方法は2通り提案します。

1・十二指腸の通り道が狭くなっているのでまず、ステント(?)を入れて食物の通り道を作ってから、抗がん剤治療を行う。

2・強い抗がん剤をすぐに投与する。

 

ステント…何なんだろうそれは…

「通り道を作る為に入れる」という事は手術…?

 

続けて先生は

『私は2が良いと思います。』

「良かった…手術は嫌…怖い」

(この数週間後、十二指腸にステントを入れる事になるのですが…)

 

「分かりました、すぐ抗がん剤治療を始めたいです。」

『フォルフィリノックス…5FU…ポート…』

頑張って書記しましたが、単語のみ…涙

まとめると

 

・2週間に一回の抗がん剤治療を行う。

病院で抗がん剤の点滴を受けて、2週間後休んでから再び投与する。

<例>

1/1投与→1/15投与→1/29投与

・1回の抗がん剤治療は3日間連続で行う。

病院で3種類の抗癌剤の点滴を受けて、4種類目を点滴したまま自宅へ帰宅。その2日後に点滴の針を自分で抜いて抗癌剤は終了。

<例>

金曜日に通院・治療→日曜日の夕方、自分で点滴の針を抜いて抗癌剤1クール終了。

 

2・3日目は自宅にて、鎖骨の下に埋め込んだポートから自分で抗がん剤を投与する(48時間投与する)。

鎖骨の下に「CVポート」と言われる装置(?)を埋め込みます。

ポートの先は心臓付近の太い血管につながっています。

CVポートに点滴の針を刺して抗癌剤を自宅で48時間入れ続けます。

首からペットボトルの様なものをヒモでぶら下げその中に抗癌剤が入っています。

抗癌剤が入った風船が時間と共に「しぼんで」いき、中に入っている抗癌剤を48時間かけて押し出します。

 

(↑こんな感じです)

 

・初回の投与は入院して病院で行う。

初回の抗癌剤はどのような副作用が出るか分からないので、1週間の入院を行いながら投与します。

 

・・・・・・・・・

『何か聞きたいことはありますか?』

「少し前から食後、お腹が張って辛いです。」

(この時には既に膵臓癌が十二指腸まで飛び出しており、

食べたものが胃より下に落ちていなかったんだと思います)

 

 

『コツがあります。』

コツ…?。

・ゆっくり食べる

・1日5食とか食事の“回数”を増やす

・お腹の中の物が“落ちた”と感じてから次を食べる

 

なるほど…

1日5食…

意外と目からウロコでした…!!

 

『他には?』

 

「他の臓器には飛んでいませんでしたか?」

 

『はい。』

 

後は色々と治療に関する同意書にサインしまして終了となりました。

とにかく。

やっと。

治療が出来ます!!

クリスマス・イヴから長かった…。

 



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