闘病日記

膵臓癌(ステージ3)の告知を受けた年末の生活

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
わたしの闘病中のブログ
↓ ↓ ↓ ↓
是非こちらからご覧下さい

(アメーバブログ)



Contents

検査入院が終わってから年末・年始は自宅でゆったり過ごさせてもらいました。

(職場の皆様、本当にありがとうございました。)

 

治療に耐える体力づくりの為、ランニングをしてみたり

(勝手な想像で夫婦で話し合い、結果“衝撃で癌細胞が飛び散ったら怖い”という理由で1日坊主。)

仕事を休んで自宅にいると一週間で体が細くなりました。

 

パワースポットを回ってみたり

(3カ所巡りました。)

「何とか…1日でも長く…生きていたい」

その時はその事しか頭にありませんでした。

 

子供達とだけでデートしてみたり。

仕事をしていた時はそんな事出来ませんでしたし(しなかっただけ)、とても新鮮な気持ちになりました。

 

動物園に行ったり。

近くの小さな動物園です。

動物を見ていると思うんです

「この子たちも、もしかしたらどこか体調が悪かったりするのかな?」とか…。

「生きていくのは大変な事なんだな」

何故か動物園に行って改めて感じたりしました。

 

 

でもどこに出掛けても必ず、途中で痛くなります。

背中とお腹…。

 

その痛みは日に日に増していきました。

 

娘が「抱っこして~」と来ても

痛みで抱っこすることも出来ませんでした。

 

他の家族のお父さんが、

我が子と同じくらいの子供を抱っこしているのを見て、

申し訳ない気持ちにもなりました。

 

 

癌は本当に残酷で、恐ろしい病気です。

その人が何歳であろうが、守るべき何かがあろうが、癌を治す治療費があろうが無かろうが一切関係なく、

ある日突然その人を、家族もろとも飲み込んでいきます。

 

私も告知を受けてから多くの大切なものを癌に食べられてしまいました。

告知を受ける前が自由だったとするなら今は間違いなく“不自由な生活”です。

 

でもクジラに食べられたピノキオが、そのお腹の中でゼペットじいさんに出会えたように、

(ゼペットじいさんも、もう自分は助からないと手紙を書いていました。)

今この状況“だからこそ”何かを見つけ、何か大事な事に気付くことも出来るはずだと。

 

 

気持ちは浮いたり沈んだり…。

 

 

世間のお父さんもお正月休みが終わった、仕事始めの1月6日(月)。

私も癌と闘う一世一代の大仕事をする為、朝6時に家を出て千葉県国立がんセンターに向かいます。

 

~1週間分の入院の準備をスーツケースにぱんぱんに入れて~



-闘病日記