2020.1月の日記
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わたしの闘病中のブログ
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Contents
～ある日突然、食べられなくなる～
2020年1月14日の夕食後から食べたものが“詰まる”ようになりました。
例えるなら胃袋の底を糸で縛られたような…
胃から下…それ以上、下に落ちません。
触るとお腹がパンパンで、空気を入れすぎた風船のようです。
パンを一度食べましたがまさに地獄絵図でした。
（パンは消化に良いらしいのですがダメでした）
寝ても起きてもお腹が苦しく上から出てこようとします。
3時間ほど経ったら徐々に楽になりましたが…。
もうパンは怖くて食べれなくなりました。
マクドナルドももう無理です…
1日3回痛み止めを服用するのですが、
そのお薬もずっと胃で止まっている感じです。
だから効かないのでしょうか…？
でも食欲はあるんです。
それが困ります。
ずっと妻に弱音を吐いています。
そして今になって本当に“その通りだなぁ”と実感しています。
おととし、お亡くなりになった
樹木希林さんが言っていた言葉
「この身体って、自分の好きなように動くから、すっかり自分のものだと勘違いしちゃってた。本当は神様から借りていただけ。自分のものではないのよ。だから使ったら、ちゃんと返さないといけないの。
そうとは知らず、今までずいぶん無理させちゃった。今更きづいても遅いんだけど、本当にごめんね」
私はこの年ですし、まだ周りに癌患者さんがいなかったこともありますが、
そんな経験者の言う事を聞き流して
【大変な人もいるんだな】
【自分は違う】
と思っていました。
昔の様に、
体のどこも痛くなく仕事に行き、子供を抱き上げ、パンも食べる。
たまの休みに家族で出掛けて。
そんな生活がまた、もう一度出来たらどんなに、
幸せでしょう。
